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品川天王祭

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  品川天王祭  
品川神社例大祭&荏原神社例大祭

品川には南北2つの天王社が在り、北を品川神社、南を荏原神社といいます。昔は目黒川を挟んで南北に対峙していましたが、今は川が付け替えられて両社とも目黒川の北側にあります。この両社のお祭りを合わせて『天王祭』といいます。 

地元では「北の天王さま」「南の天王さま」と呼ばれ氏神様として地域の人々から親しまれています。

お祭りは、毎年第一金曜日の夜宮祭に始まり土・日曜日にかけて盛大に行われます。私は6月4日(日)に品川・高輪口から国道(第1京浜)沿いに東海道五十三次・第一番目の宿場町・品川宿入口まで歩き、京浜急行の踏切を超え八ッ山口から北品川商店街を通り品川神社に向かいました。


品川宿入口の案内板

京浜急行の踏み切りを超えると...

浮世絵の描かれた商店のシャッター

東海道・品川宿立札

商店街には祭り半纏の人々が...

フリーマーケットで賑わう店先

賑わいをみせる品川神社参道商店街(新馬場商店街)を通り国道を超え、祭り提灯で飾られた鳥居から続く53段の階段を上り品川神社境内に入ります。境内は参拝を待つ長蛇の列、私も30分位並んで参拝してきました。


品川神社参道

参拝者の列

53段の階段の先が品川神社

やっと本殿近くまで...

品川神社参拝を終えて荏原神社に向かう途中で『神様』を乗せた小さな神輿と神主や天狗の行列に出会いました。氏子の商店街の店主達はお神酒を捧げ『商売繁盛』『無病息災』のお祓いを受け、子供たちは『元気に育ちますように』と天狗に頭を撫でてもらったりと、土地の人々が氏神様に守られている光景に出会い、心が温かくなりました。


お祓いを受ける商店の家族

「良い子になりますように...」

天狗を見て泣き出した幼児

「僕泣かないぞ!!

南の天王さま・荏原神社に向かう東品川商店街も両脇に屋台が連なりお祭りを楽しむ人々で賑わっていました。参道の両脇にも屋台が並んでいます。昔は、荏原神社脇を流れる目黒川から、神輿を担いだ男衆が海に入る勇ましい姿が見られましたが、今は神輿を船に乗せてお台場まで運んで担ぐそうです。(神輿を担ぐ男衆の髪が濡れて河童のように見えることから「河童祭り」とも呼ばれています。)


荏原神社に向かう東品川商店街

鎮守橋と所狭しと参道に並ぶ屋台のテント

品川宿交流館

荏原神社本殿

品川神社と荏原神社、もう一つこの辺りが漁師町として栄えていた頃に、漁師たちの鎮守様として慕われていたのが寄木神社です。裏道に入った住宅街に鎮座する小さい神社・寄木神社に寄ってみました。

寄木神社は、日本武尊が御東征の折、荒海を鎮めるために入水した弟橘姫の船の残木を浪人が拾い上げ、これを祀ったといわれています。


漁師の鎮守様だった寄木神社

寄木神社町内の神輿

三つの神社を巡り、懐かしいお祭り風景を楽しみ、昼食は品川飯(シャコを使った郷土料理)といきたいところでしたが、今は品川沖でとれるシャコの水揚量が少なく高額なり、代わりに穴子を使った料理が主流、私も昼食にアナゴ料理を頂き、各町内の神輿と山車を見物し、裏道の住宅街を覘いたり、新名物となった屋形船の発着所・品川浦舟溜まりの風景を楽しんで帰路につきました。

『北の天王祭』最大の見どころ、宮入りで品川神社までの急な53段の階段を上るところと、『南の天王祭』の海中渡御は次の機会のお楽しみに...


山車を引くのは大人達...子供達の姿無し

昼食の穴子膳

民家軒下の祭り提灯と紫陽花

町内の子供神輿も...担ぎ手不足

笛や太鼓の祭り囃子

品川浦舟溜まりと高層ビル

懐かしい風景と移り行く時代の風景に出会えた1日、帰宅時、私の万歩計は18,000歩でした。

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