平成29年11月2日(木)澄み渡る空の下、ウォーキングに出がけました。高崎線で上尾から高崎まで、高崎で信越線に乗り換え横川に向かい、横川駅前から軽井沢行きのバスに乗り「めがね橋」で下車します。
めがね橋・五つのトンネル・旧丸山変電所等、碓氷峠の鉄道遺産に触れつつ、秋の景色を楽しみながらアブトの道を歩きます。
アブトの道って...、アブト式鉄道時代の廃線跡を利用して横川駅から熊ノ平駅の間(6km)を整備し作られた遊歩道です。私たちはめがね橋から横川まで5kmのウォーキングです。
めがね橋は日本で一番大きいレンガ造りのアーチ橋です。橋の袂から緩やかな階段を上り「アブトの道」に出ます。
トンネルを抜けると碓氷湖見えてきます。湖の辺は紅葉を楽しみながらお弁当を広げている人々も...私たちは湖面に映る紅葉を愛で一休みした後、昼食場所の「峠の湯レストハウス」に向かいます。横川と云えば「峠の釜めし」、セルフ式レストランで舞茸の天ぷら付き蕎麦や名物の釜めしでおなかを満たしました。
峠の湯から横川までの遊歩道は廃線路のレールが残る道です。土日祝日には「碓氷峠鉄道文化むら」から峠の湯までの2.6kmをトロッコ列車が走っています。
途中の丸山駅前に明治46年に建設された2棟のレンガ造りの旧丸山変電所か建っています。めがね橋側が機械室、横川側畜電室になっています。普段は外見のみの見学しかできませんが、今日は運良く内部が一般公開されていて建物の中に入り見学出来ました。この建物は国の重要文化財に指定されています。
トロッコ列車の線路脇の遊歩道を歩き最後の寄り道は碓氷関所跡です。江戸時代、東海道の箱根関所、中山道の福島関所とともに重要な関所でした。碓氷関所の跡地は、群馬県指定文化財に指定されています。
上尾駅発9:08の列車で出発し、横川駅発15:10の列車で帰路へ、北上尾駅(17:04着)で一人下車し、徒歩で家に着く頃には真っ暗になっていました。
天気に恵まれた一日、気持良く歩きました。帰宅時の万歩計は21,000歩です。