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2023年幕開けの手作りは押絵に挑戦です。
手芸クラブの皆さんの要望は「針を使わない手作り」との事、と云う訳で押絵の見本作りです。
皆さん、初めての挑戦なのに望みは高く、タべストリーのイメージが膨らんでいる様ですが、先ずは、縦27cm×横24cmの既成の色紙を使って始めます。色紙に背景になる布地を貼って1作目は椿の花の押絵に決めました。
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(椿 Part1) |

(椿 Part2) |
背景の布は2色の組み合わせ、Part1は真ん中にお花だけの基本型です。Part2は枝と蕾を付けてアレンジしてみました。布地は基本一越縮緬を使用、椿はピンクのぼかしと赤、赤い椿には絞りの布をプラスしました。
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(お月見うさぎ Part1) |

(お月見うさぎ Part2) |
背景布は地面と空で縦割り2色、布の縫い目の間にすすきを挟みました。お供え餅は石の台に乗せ、うさぎは切株の上に座らせました。Part1は親子2匹のうさぎです。Part2は子うさぎ2匹とお母さんうさぎ、仲良くお月さまを見上げている後ろ姿のうさぎです。
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※ すすきの穂は麻布を解きワイヤーで挟みフラワーテープを巻き、葉は縮緬を両面テープで張り合わせ葉の形に切り 抜き作ります。
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(招き猫) |

(招き猫アップ) |
背景に繭玉飾りを、縁起物の招き猫を作りました。木綿の白糸にボンドで張を待たせたひげと赤い鹿の子の首飾りには小さな鈴もついています。
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(晴れ着うさぎアップ) |

(晴れ着うさぎ) |
振り袖を着たお正月うさぎです。帯も帯揚げ、帯締めもちょっと凝ってみました。着物も縮緬の細かい柄のところが出る様に型紙を置いて作りました。
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「押絵は楽しい!!」
作業工程は型紙起こし、厚紙にウレタンを張る、図案の分解、分解した型紙の布地張...etc
手順を踏んで、作業の流れを掴むまでは頭の体操でしたが、見事ハマりました。
2024年、春の展示会に押絵を沢山飾りたいと思います。
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